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そもそもDXとは?

投稿日:2024/04/17

DXってなんの略?

DXとは「Digital Transformation:デジタルトランスフォーメーション」の略になります。

なぜ「Transformation」の略が「X」なのか、思うかと思いますが、英語では「Trans」は「超える」「横切る」という意味があり、「Cross」と同義ということもあり、「X」と略すのが通例ということからきています。

DXってどういうこと?

昨今叫ばれている企業における「DX」とは、簡潔にいうと「デジタル技術の活用を通して、生活やビジネスを変革すること」です。
経済産業省の定義によると、DXとは「売上・利益の増加、新しいビジネスの立ち上げなど、デジタルを活用して企業や組織の変革を通じた成長を目指すもの。」
総務省の定義では「企業が顧客、市場の劇的な変化に対応しつつ、組織、文化、従業員の変革を牽引しながら、第3のプラットフォーム(クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャル技術)を利用して、新しい製品やサービス、新しいビジネスモデルを通して、ネットとリアルの両面での顧客エクスペリエンスの変革を図ることで価値を創出し、競争上の優位性を確立すること
こまかい文言の違いはありますが、共通して語られているのは「変革」です。
その変革を起こす手段こそがDXと考えています。

DXとデジタル化の違い

よくDXと同じような形で使われる言葉として「デジタル化」があります。
広い意味でのデジタル化の中には「Digitaization:デジタイゼーション」と「Digitalization:デジタライゼーション」があります。
デジタイゼーションとは、「既存の紙のプロセスを自動化するなど、物質的な情報のデジタル化」。対して、デジタライゼーションは、「個別の業務・製造プロセスのデジタル化」。
デジタル化の段階として、デジタイゼーション→デジタライゼーション→DXとなります。

DXとIT化の違い

大きく分けると、DXは「質的変化」IT化は「量的変化」、となります。
DXはプロセス自体を変化させます。例えば、「接客方法がデジタルを通じて根本的に変化する」「デジタルを用いることで配送における確認プロセスが抜本的に変化する」など。
それに対し、IT化は、既存プロセスの生産性を向上させるものです。何がどのように変化するか、社内でもわかりやすいのが特徴です。

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